NTT(東西・ドコモ)— 回線卸と小売首位の両面
NTTグループは、固定通信で二つの役割を持ちます。一つは、NTT東日本・西日本による光ファイバ卸で、FTTHの卸シェアは57.8%に達し、回線設備の中心です。もう一つは、NTTドコモによる小売で、ドコモ光(光コラボ)のISPシェアは16.7%と首位です。設備と小売の両面で存在感を持つのが特徴です。
全社の規模は大きく、NTT(持株)の連結売上は約13.7兆円です。ただし、その大半は携帯電話のドコモやデータ通信などで、固定通信は一部です。法人向けのNTTコミュニケーションズもグループの一員で、固定通信をめぐっては卸料金やNTT法の在り方が政策上の論点になっています。