旅行業系 — エイチ・アイ・エス・KNT-CT・エアトリ・オープンドア
エイチ・アイ・エスは、連結売上3,731億円と7社で最大規模の旅行会社です。海外旅行に強みを持つ一方、連結にはハウステンボスなどのテーマパークやエネルギー事業も含まれてきました。コロナ禍で海外旅行が止まり大きな赤字を計上しましたが、回復とともに営業損益は黒字化しています。ただし純利益はまだ薄く、ROEは8.8%で、規模に対して収益性の回復はこれからの局面です。
KNT-CTホールディングス(近畿日本ツーリスト+クラブツーリズム)は連結売上2,745億円、ROE16.1%で、国内・団体旅行やシニア向けの趣味・体験型旅行に強みがあります。コロナ禍では官公庁向けのワクチン接種業務の受託などで急場をしのぎ、足元では本業の回復が進んでいます。2026年3月期は2,971億円とさらに増収です。
エアトリ(連結売上281億円、ROE12.3%)は、航空券を中心としたオンライン旅行に、IT・投資事業を組み合わせた構成です。オープンドア(連結売上24億円)は旅行比較メタサーチ「トラベルコ」を運営しますが、広告投資の負担などから営業損益は赤字が続いており、規模・収益性とも他の6社とは大きく異なります。