JEWELRY生活消費財

ジュエリー業界の市場規模・主要企業・動向

日本の宝飾品(ジュエリー)業界は、1991年の3兆円超をピークに長期縮小したのち、近年は金・プラチナ相場の高騰で金額が回復し、2025年に1兆1,741億円となりました。

宝飾品(ジュエリー)業界とは、金やプラチナを素材に、ダイヤモンドや真珠などを組み合わせた装身具を、製造卸・専門店・百貨店・輸入ブランドが製造・販売する産業です。国内の小売市場は1991年の3兆150億円をピークに長期的に縮小しました。2020年に8,195億円まで落ち込んだのち、金・プラチナ相場の高騰による製品単価の上昇で持ち直し、2025年に1兆1,741億円(前年比+3.8%)となりました。婚姻件数が少子化で長期的に減少するなかでも、単価の上昇でブライダル需要は底堅く推移する一方、宝飾品の輸入額が2021年から大きく伸び、訪日客や海外ブランドの動向が業界の論点となっています。本ページでは、日本の宝飾品業界を、市場規模、主要プレイヤー、ブライダル需要、素材相場と資産性、インバウンドと輸入、業界構造の6軸で整理します。

最終更新

業界サマリ

業界概要

宝飾品(ジュエリー)業界とは、金やプラチナを素材に、ダイヤモンドや真珠などを組み合わせた装身具を、製造卸・専門店・百貨店・輸入ブランドが製造・販売する産業です。国内の小売市場は1991年の3兆円超をピークに長期縮小したのち、近年は金・プラチナ相場の高騰による単価上昇で金額ベースが回復しています。

  • 市場は長期縮小から近年の回復局面にあります。1991年の3兆150億円をピークに縮小し、2020年に8,195億円まで落ち込んだのち、2025年には1兆1,741億円へ持ち直しました。回復は販売数量よりも素材相場の高騰による単価上昇がけん引しています。
  • 製造卸・専門店・百貨店・輸入ブランド・二次流通が併存しています。上場する専門店や製造卸は中小規模で、TASAKIやミキモトなどの非上場ブランド、カルティエやティファニーなどの輸入ブランドが市場を構成しています。
  • ブライダル需要とインバウンドが市場を左右しています。婚姻件数が長期的に減少するなかでも単価の上昇でブライダルが底堅く推移する一方、訪日客の高額消費は2025年に一服し、海外ブランドの動向が業界の論点となっています。
基礎データ: 矢野経済研究所 宝飾品市場調査 / 経済産業省 経済構造実態調査 / 財務省 貿易統計 / 厚生労働省 人口動態統計 / 田中貴金属 参考小売価格

市場動向

宝飾品市場は、1991年のピークから長期的に縮小したのち、近年は金・プラチナ相場の高騰で金額ベースが回復しています。2025年の国内小売市場は1兆1,741億円(前年比+3.8%)となり、2026年は1兆2,223億円が見込まれます。回復は販売数量ではなく製品単価の上昇によるものです。

  • 国内小売市場は2025年に1兆1,741億円(前年比+3.8%)へ回復しました。1991年ピークの3兆150億円と比べると約4割の水準で、2020年のコロナ底8,195億円からは持ち直しが続いています。
  • 金の参考小売価格は2025年に1グラム17,302円と過去最高水準にあります。相場の高騰が各社の値上げを促し、地金型・資産性ジュエリーへの需要も高めています。
  • 宝飾品の輸入額は2021年から2025年にかけて約2.7倍の約5,900億円へ拡大しました。フランスやイタリアの高級ブランドが中心ですが、2025年は訪日客の高額消費が一服しています。
基礎データ: 矢野経済研究所 宝飾品市場調査 / 田中貴金属 参考小売価格 / 財務省 貿易統計(宝飾品 輸入)

競争環境

日本の宝飾品業界では、製造卸・専門店チェーン・百貨店宝飾・輸入ブランド・二次流通など多様なプレイヤーが活動しています。上場する各社は中小規模で、TASAKIやミキモトなどの非上場ブランド、カルティエやティファニーなどの輸入ブランドが併存し、相場高騰下の価格戦略やブランド力、ブライダルや二次流通への対応が主要な競争軸となっています。

  • 上場する専門店や製造卸が国内の事業者の中核を担っています。「4℃」を展開するヨンドシーホールディングス、専門店と製造卸を一貫して手がけるツツミ、製造卸のナガホリ、ダンシングストーンのクロスフォーなどが上場しており、いずれも中小規模です。
  • 非上場ブランドと輸入ブランドが高価格帯を支えています。真珠のミキモトやMBOで非上場化したTASAKIなどの国内ブランドに加え、カルティエやティファニーなどの海外ブランドが百貨店や路面店で高級宝飾を展開しています。
  • ブランド宝飾の二次流通が新たな販路として広がっています。コメ兵ホールディングスやバリュエンスホールディングスなどの買取・リユース事業者が中古のブランド宝飾を扱い、一次流通と並ぶ販売・買取の経路となっています。
基礎データ: 各社のEDINET連結財務(上場7社、FY2019-2025)/ 経済産業省 経済構造実態調査 / 各社プレス発表

市場規模推移

1991-2025 · 国内宝飾品小売市場規模
単位: 億円
010,00020,00030,00040,00030,1509120,7529513,7080012,677059,104109,691158,1952011,74125
出典: 矢野経済研究所「宝飾品(ジュエリー)市場に関する調査」(小売金額ベース、1991-2026)
19911992199319941995199619971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022202320242025
国内宝飾品小売市場規模億円30,15026,50023,60021,79920,75219,96417,98715,95414,56813,70813,55812,96112,53412,42112,67712,72811,98910,5389,2839,1048,9459,1109,6179,7269,6919,4139,4689,5679,8518,1959,62410,22710,46211,30611,741
前年比-12.1%-10.9%-7.6%-4.8%-3.8%-9.9%-11.3%-8.7%-5.9%-1.1%-4.4%-3.3%-0.9%+2.1%+0.4%-5.8%-12.1%-11.9%-1.9%-1.7%+1.8%+5.6%+1.1%-0.4%-2.9%+0.6%+1.0%+3.0%-16.8%+17.4%+6.3%+2.3%+8.1%+3.8%
市場規模の読み解き
長期縮小からの価格主導の回復

日本の宝飾品市場は、1991年に3兆150億円のピークを記録した後、長期的な縮小が続きました。2011年には8,945億円、2020年には新型コロナの影響で8,195億円まで落ち込み、ピークの3割以下となりました。その後は持ち直し、2024年に1兆1,306億円、2025年に1兆1,741億円(前年比+3.8%)へ回復し、2026年は1兆2,223億円が見込まれています。

近年の回復をけん引しているのは、金・プラチナ相場の高騰による製品単価の上昇です。販売数量が大きく伸びたわけではなく、各社の値上げと素材価格の上昇によって金額ベースが押し上げられています。なお、ここでの市場規模は宝飾時計を含む小売金額ベースの推計で、製造の出荷額や輸入の通関額とは集計範囲が異なります。

⇒宝飾品の市場規模を詳しく見る

ブライダルと資産性が支える需要

ブライダルジュエリーは、婚姻件数と連動する需要です。婚姻件数は2010年の約70万組から2024年の485,092組へ長期的に減少しており、少子化が構造的な逆風となっています。それでもプラチナ価格の高騰を背景に、主にプラチナを使う結婚指輪は販売本数が横ばいでも金額が伸び、婚約指輪の平均単価は31.8万円、結婚指輪は13.3万円へ上昇しました。ブライダルの底堅さは、件数の増加ではなく単価の上昇によるものです。

素材相場の高騰は、資産性への関心も高めています。金の参考小売価格は2025年に1グラム17,302円と過去最高水準にあり、地金に近い資産性ジュエリーや高額ダイヤモンドへの需要が広がっています。一方で、価格上昇を受けた一般層向けの低価格帯への需要もあり、価格帯による二極化が進んでいます。

⇒ブライダルジュエリーを詳しく見る

⇒素材相場と資産性ジュエリーを詳しく見る

インバウンドと輸入の動向

宝飾品の輸入は、近年大きく増えています。宝飾品の輸入額は2021年の約2,144億円から2025年に約5,900億円へ拡大し、フランスやイタリアの高級ブランドが中心です。相場の高騰や円安が輸入金額を押し上げ、訪日客の高額消費も都市部の店舗を支えてきました。

ただし2025年には変化もみられます。訪日客の関心が買い物から体験へ移り、以前のような大量購入は減ったとされ、高級インポートブランドの売上の拡大は鈍化しています。国内の専門店にとっては、海外ブランドとの競合と、訪日需要への依存度をどう調整するかが論点となっています。

⇒インバウンドと輸入を詳しく見る

主要トピック

業界構造

主要プレイヤー / サプライヤー / 流通 / 需要
宝飾品業界の構造
主要プレイヤー (2026年6月時点)
02
製造卸・製造(Wholesalers & Manufacturers)
宝石の買付・加工から卸・製造を担う事業者群、国内製造は約630事業所の小規模分散型
非上場・製造構造
株式会社桑山
宝飾品の製造卸、TOBによる完全子会社化で上場廃止し非上場
貴金属・宝石製品製造業(全体)
2022年経済構造実態調査で約630事業所・従業者6,931人・製造品出荷額1,776億円、小規模分散型の製造構造
03
高級・輸入ブランド(Luxury & Import Brands)
高価格帯を支える国内ブランドと海外ブランド、百貨店・路面店で展開(非上場・海外傘下が中心)
国内ブランド(非上場)
株式会社ミキモト
真珠の老舗ブランド、非上場。養殖真珠を中心に高級宝飾を展開
TASAKI(株式会社田崎真珠)
真珠・宝飾の国内ブランド、2017年のMBO(MBKパートナーズ系)で上場廃止し非上場
輸入ブランド(海外傘下)
カルティエ / ヴァンクリーフ&アーペル
スイスのリシュモン傘下の高級宝飾ブランド、日本では百貨店・路面店で展開
ティファニー / ブルガリ
フランスのLVMH傘下の高級宝飾ブランド、訪日需要や富裕層向けに展開
04
販路・二次流通(Channels & Resale)
百貨店宝飾売場などの一次流通と、中古ブランド宝飾を扱う買取・リユースの二次流通
業界構造の読み解き
業界の構造

日本の宝飾品業界は、製造卸・専門店チェーン・百貨店宝飾・輸入ブランド・二次流通といった分野で構成されています。国内の貴金属・宝石製品の製造は約630事業所・出荷額1,776億円と小規模で分散しており、海外で宝石を買い付けて加工・卸・小売まで手がける事業者も多いのが特徴です。

販売の経路も多様です。専門店チェーンや百貨店の宝飾売場に加え、カルティエやティファニーなどの輸入ブランドが路面店や百貨店で高級宝飾を展開し、近年は中古のブランド宝飾を扱う買取・リユースの二次流通も販路として広がっています。

⇒宝飾品の業界構造を詳しく見る

主要プレイヤーと競争環境

上場する事業者は中小規模です。「4℃」のヨンドシーホールディングス(8008)や、専門店と製造卸を一貫して手がけるツツミ(7937)、製造卸のナガホリ(8139)、小売のベリテ(9904)、製造のクロスフォー(7810)などが上場しています。一方で、真珠のミキモトやMBOで非上場化したTASAKIなどの国内ブランド、カルティエやティファニーなどの輸入ブランドが高価格帯を支えています。

競争軸は、相場高騰下の価格戦略やブランド力に加え、ブライダルや二次流通への対応です。コメ兵ホールディングス(2780)やバリュエンスホールディングス(9270)が中古のブランド宝飾を扱い、一次流通と並ぶ経路となっています。

⇒主要プレイヤーの業績を詳しく見る

素材調達と流通の変化

宝飾品は、金・プラチナ・ダイヤモンドなどの素材を調達して製造するため、素材相場の変動が原価と販売価格に直結します。金の参考小売価格は2025年に1グラム17,302円と過去最高水準にあり、各社は値上げで対応しています。

流通面では、高単価で実物を確認して購入する傾向が強いため、EC化は他の小売と比べて緩やかに進んでいます。各社は店舗とオンラインの組み合わせや、修理・リフォームなどのサービスで顧客との接点を保ち、近年は買取・リユースの二次流通が中古品の受け皿として広がっています。

⇒素材相場と資産性ジュエリーを詳しく見る

業界の3大論点

01
金・プラチナ相場の高騰は宝飾品市場をどう変えているのか?

宝飾品市場の近年の回復は、金・プラチナ相場の高騰による製品単価の上昇がけん引しています。金の参考小売価格は2025年に1グラム17,302円と過去最高水準にあり、各社は素材価格の上昇を受けて販売価格の改定を続けています。市場規模は2020年の8,195億円から2025年に1兆1,741億円へ回復しましたが、これは販売数量の拡大よりも単価上昇による金額ベースの押し上げが中心です。

相場高騰は需要の中身も変えています。地金に近い資産性ジュエリーや高額ダイヤモンドへの関心が高まり、宝飾品を資産として捉える購買が広がっています。一方で、価格上昇で手が届きにくくなった層に向けて、軽量化や低価格帯の商品を強める動きもあり、高価格帯と低価格帯の二極化が進んでいます。

相場依存の拡大には課題もあります。金額ベースの拡大が数量の伸びを伴わないため、相場が反落すれば市場規模が縮む可能性があります。また、素材価格の上昇は製造卸や専門店の仕入れ原価を押し上げ、利益を圧迫する面もあります。相場高騰がもたらした金額回復を、いかに数量やブランド価値の向上につなげるかが課題となっています。

02
少子化のなかでブライダルジュエリー需要はなぜ底堅いのか?

ブライダルジュエリーは、婚約指輪と結婚指輪を中心とした需要で、婚姻件数と連動します。婚姻件数は2010年の約70万組から2024年に485,092組へと長期的に減少しており、少子化が構造的な逆風です。2024年は前年から微増しましたが、これはコロナ禍で落ち込んだ2023年(47万4,741組)からの一時的な戻りで、減少基調は変わっていません。

それでもブライダル需要が底堅い理由は、単価の上昇です。プラチナ価格の高騰を背景に、主にプラチナを使う結婚指輪は販売本数が横ばいでも金額ベースで伸び、婚約指輪の平均単価は2024年に31.8万円、結婚指輪は13.3万円へ上昇しました。ブライダルリングは記念性が高く、価格が上がっても購入される傾向があり、必需品に近い性格を持っています。

中長期では、少子化による婚姻件数の減少が構造的な逆風となります。婚姻組数が減れば、単価上昇だけで需要を維持するには限界があります。各社は、挙式を伴わない指輪需要の取り込みや、記念日・自分用といったブライダル以外の機会への展開、デザインや素材の多様化によって、需要の裾野を広げる動きを進めています。

03
海外ブランドとインバウンドは国内の宝飾品流通にどう影響しているのか?

宝飾品の輸入は近年大きく増えています。宝飾品の輸入額は2021年の約2,144億円から2025年に約5,900億円へ拡大し、フランスやイタリアの高級ブランドが中心です。相場の高騰や円安が輸入金額を押し上げ、カルティエやティファニーなどの海外ブランドが百貨店や路面店で存在感を高めています。

インバウンド(訪日客)は、この高級宝飾の販売を支える重要な需要でした。免税販売や円安を背景に、訪日富裕層が都市部の店舗で高額品を購入する動きが続いてきました。ただし2025年には、訪日客の関心が買い物から体験へ移り、以前のような大量購入は減ったとされ、高級インポートブランドの売上の拡大は鈍化しています。

国内の事業者にとっては、海外ブランドとの競合と共存が論点です。高価格帯では海外ブランドの強さが際立つ一方、国内の専門店や製造卸は、ブライダルや日常使いの中価格帯、修理・リフォーム、二次流通といった領域で差別化を進めています。訪日需要への依存度をどう調整し、国内の固定客をどう育てるかが、各社の戦略の分かれ目となっています。

よくある質問 (FAQ)

日本の宝飾品(ジュエリー)市場の規模はどのくらいですか?
国内の宝飾品(ジュエリー)小売市場は、2025年に1兆1,741億円(前年比+3.8%)でした。1991年の3兆150億円をピークに長期的に縮小し、2020年には新型コロナの影響で8,195億円まで落ち込みましたが、その後は持ち直しています。2026年は1兆2,223億円が見込まれています。この市場規模は宝飾時計を含む小売金額ベースの推計で、製造の出荷額や輸入の通関額とは集計範囲が異なります。
宝飾品市場が近年回復しているのはなぜですか?
近年の回復は、主に金・プラチナ相場の高騰による製品単価の上昇によるものです。素材価格の上昇を受けて各社が販売価格を改定し、金額ベースの市場規模が押し上げられています。販売数量が大きく伸びているわけではなく、単価の上昇が回復の中心です。加えて、ブライダルリングの単価上昇による底堅さや、資産性ジュエリーへの関心の高まりも市場を支えています。
金・プラチナ相場の上昇は宝飾品の価格にどう影響しますか?
金やプラチナは宝飾品の主要な素材で、相場が上昇すると製品の原価が上がり、各社が販売価格を引き上げます。金の参考小売価格は2025年に1グラム17,302円と過去最高水準にあり、これを受けて宝飾品の単価が上昇しています。プラチナを多く使う結婚指輪では、販売本数が横ばいでも金額ベースで市場が伸びるなど、相場が市場規模に直接影響しています。
婚約指輪・結婚指輪の平均単価はいくらですか?
矢野経済研究所の調査によると、2024年(速報)の婚約指輪の平均単価は31.8万円、結婚指輪は1人あたり13.3万円でした。いずれも前年から上昇しており、婚約指輪は前年比+4.6%、結婚指輪は+14.7%です。プラチナ価格の高騰が、主にプラチナを使うブライダルリングの単価を押し上げています。婚姻件数は少子化で長期的に減少していますが、単価の上昇がブライダルの金額を支えています。
宝飾品業界の主要な企業にはどんな会社がありますか?
上場企業では、「4℃」ブランドのヨンドシーホールディングス、専門店と製造卸を一貫して手がけるツツミ、製造卸のナガホリ、小売のベリテ、製造のクロスフォーなどがあり、いずれも中小規模です。非上場では、真珠のミキモトや、MBOで非上場化したTASAKIなどのブランドが有力です。海外ブランドではカルティエやティファニーが高級宝飾を展開しています。中古のブランド宝飾を扱う二次流通では、コメ兵ホールディングスやバリュエンスホールディングスが事業を広げています。
宝飾品の輸入やインバウンド需要はどうなっていますか?
宝飾品の輸入額は、2021年の約2,144億円から2025年に約5,900億円へと約2.7倍に拡大しました。フランスやイタリアの高級ブランドが中心で、相場の高騰や円安が輸入金額を押し上げています。インバウンド(訪日客)は高級宝飾の販売を支えてきましたが、2025年には訪日客の関心が買い物から体験へ移り、以前のような大量購入は減ったとされ、高級インポートブランドの売上の拡大は鈍化しています。
宝飾品のEC化や二次流通(買取)はどの程度進んでいますか?
宝飾品は高単価で、実物を見て購入する傾向が強いため、EC化は他の小売と比べて緩やかに進んでいます。各社は店舗とオンラインを組み合わせた販売や、修理・リフォームなどのサービスで顧客との接点を保っています。一方、中古のブランド宝飾を扱う二次流通(買取・リユース)は拡大しており、コメ兵ホールディングスやバリュエンスホールディングスなどの事業者が、一次流通と並ぶ販売・買取の経路となっています。
アパレル・装飾品
貴金属・宝石を使わないファッションアクセサリーは装飾品側で扱う
ブライダル
挙式・披露宴産業。婚約・結婚指輪の需要は婚姻件数と挙式市場に連動
化粧品準備中
生活消費財の高関与カテゴリ、百貨店・専門店チャネルが隣接
百貨店準備中
宝飾品の主要販路の一つ、高級宝飾・輸入ブランドの売場

生活消費財 業界の他のカテゴリ

7 業界

参考資料 / 一次ソース

  1. 1.
  2. 2.
  3. 3.
  4. 4.
  5. 5.
  6. 6.
  7. 7.
  8. 8.
📄 資料DL💬 無料相談